9月14日～29日

まゆ灯り展2024にお出かけくださいましてまことにありがとうございました。

おかげさまで多数のみなさまにご来場いただきました。

このまゆの灯り展は、養蚕のあたらしい可能性を示す試みとして開催しました。

現代では衰退してしまった繊維産業のひとつ、繭（まゆ）と蚕（かいこ）の飼育と絹糸の生産は、一時期は日本の重要な経済活動であり人々の生活を支える重要な収入源でもありました。自然の中からその恵みを享受して、四季の変化とともに蚕と一緒に暮らしてきた知恵と経験は、今後も引き継がれる文化であることは間違いありません。

今回は、アーティスト「枯句」の作品展も同時開催しました。

枯れ葉や自然の素材を用いた作品はとても繊細で小さな額絵ですが、見る者の感覚を大きく広く開放して、心地の良い空間を演出してくれました。絵に綴られた作者の言葉が、作者の人柄をあらわしていました。

しるくわとつむぎ部、そしてうらにわあとりえは、この展示会を通して多くの皆様にこの文化を伝え、

シルクの美しい世界を伝えるために引き続き活動を続けてまいります。

ぜひ応援をいただきましたら幸いです。