7月6日～8月１０日

さくまいずみ個展　　「うとうとしだす」

にご来場いただきましてまことにありがとうございます。

作者の人柄をあらわすような、やさしく小さな世界は、きっと見る人を笑顔にしたことでしょう。

身近に「落ちている」木の枝、葉っぱ、土、段ボールなど、

作者の手によれば美しく可愛いものに生まれ変わります。

アートとはどのような役割があるのか？そのことを厳密に語ることは不要だと思いますが、

この、さくまいずみの作品たちは、「日常のありふれたものであっても、そこに美しさを見つけることは可能だ」ということ、また、それを見たときにうまれる「穏やかな心持ち」が、人の本能なのだということを教えてくれるように感じます。

アートを身近にすることで、見えなかったものが見えるような経験。

さくまいずみさんはその案内人なのかもしれません。